島州一展 2008/5/10〜25

川越画廊個展に寄せて −タブローに思うことー

 半世紀余りの画歴の中で、私の意識の中心にタブローを描きたいという最終目標が常にありました。タブローを改めて始めようと行動をおこした
のが1980年で、それ以来、いろいろな表現をしながらも、その経験がタブローを描くことに収斂されるように努めてきました。
言葉を喋るように描くことで、描き進めるうちに言葉と同じように、意味を持ち人にメッセージとして伝えられるということを「言語の誕生」というタイト
ルで続けています。又、それに平行して、天に近い風土の中に住むものにとっての原風景の創出といった風景「Landscape」シリーズがあります。
絵は形と色で成り立ちますが、そこにもう一つ重要な表現要素としてマチエールの実在感がタブローの最大の魅力だと信じ日々精進しています。
私の作品を観て戴く時に、ぜひその点をも注意して観てください。

2008年4月 島州一


島州一略歴
1935 東京麹町生
1958-64 「集団・版」の結成に参加
1959 多摩美術大学絵画科卒業
1969 個展の際、カルピスの商標である黒人の扮装で画廊に座り、自分自身を作品として出品キリコ・モランディ等形而上絵画に大きく触発される
1970 雑誌ライフの表紙を使った作品を通して情報の投げ返し運動を始める
1971 現代日本美術展、芸術生活画廊コンクール展で各コンクール賞受賞
1972 ジャパンアートフェスティバルでニクソン、周恩来の顔を椅子と布団に刷り込んだ作品「会談」で大賞受賞。渡メキシコ、ポルノ写真を使ったポスター作品が猥褻物とし
て摘発され18日間拘留されるが容疑を否認する。田中角栄と周恩来の顔を一万個のさざれ石に刷り、個展終了後川に返すイヴェントを行う。
1973 サンパウロビエンナーレに「200個のキャベツ」を出品。渡ブラジル、イタリア、スペイン。10人の作家による「点展」で自宅北側の外壁を黄色く塗り、黄色い布団を毎日
干す作業を続け作品としたが、一週間後県庁から中止を命じられる「南側」。ミニコミ誌に掲載した映像作品が猥褻文章として摘発押収される。この頃より日常を作品化す
る。
1974 クラコウ国際版画ビエンナーレで「オモテとウラ」が第二席受賞
1975 島州一オリジナル版画集「女の部屋」シロタ画廊出版 関根伸夫と共に日本縦断"クロスカントリー7500km"全国30ヶ所
1976-77 自宅で地面に泥の版画を刷る。以後新聞紙、画廊床、カーペットにも刷る。「泥の版画」
1977 今日の美術'77 見えることの構造展(西部美術館)。現代の美術鳥瞰図(京都国立近代美術館)
1978 「島州一作品集1970-1977」現代創美社出版。国際ビデオショウ(草月会館)
1979  「粘土の壁」「粘土のカーテン」など身体性を用いたダイレクトな表現を志向する
1980 カナダ国際版画ドローイングビエンナーレ
1980-81 文化庁芸術家在外研修生として欧米に留学。パリより汽車でポーランドに行き(ベルリン経由)共産主義社会の崩壊を見る。
1981 舞踏家田中泯らと共にパリセーヌ川にてパフォーマンス「アクションペニッシュ」を行う
1982 シドニービエンナーレ出品「Finger Printの壁」。渡豪、渡米
1985 和歌山版画ビエンナーレで「Construction Finger Prints」が優秀賞受賞
1986 「東京のピノッキオ」をタイトルに空間を行為で具体化する(西武百貨店スタジオ200)
1987 個展「アナログとデジタルの変換」でオブジェ、インスタレーション、本、ビデオ、レクチャーを総合した多種メディア表現を行う。自らの表現行為をモドキレーションと命

1989  制作委託による開館記念展(広島市現代美術館)に「TRACE HIROSIMA 1988」出品
1990 名古屋コンテンポラリーアートフェア
1991 招聘による公開制作「影の梱包-ピアノ」(町田市立国際版画美術館)、ソウル国際版画ビエンナーレ
1992 NIKAF国際コンテンポラリーアートフェスティバル。東京アートエキスポ
1995 戦後文化の軌跡1945-1955(全国巡回)
1995-97 玉川高島屋SC南館プラザアートウォールに「言語の誕生」シリーズを常設展示
1996  玉川高島屋SC西館アレーナホール個展「言語の誕生」シリーズ
2001 NIKAF国際コンテンポラリーアートフェスティバル('99も)
2005  「武蔵野美術大学研究紀要2004-35」に言語と絵画の構造を同一化させた自らの絵画論「言語の誕生」を寄稿
2007米国議会図書館における現代版画展(米国議会図書館 ワシントンDC)

710年代はBゼミスクールで造形的表現行為のゼミを持ち、80年代は東京藝術大学、2000年代は武蔵野美術大学にて非常勤講師を勤める。
作品は内外の多くの美術館に収蔵されている。
画廊個展暦は省略しました。












LT311  いのち
油彩・キャンバス 2008 14×18cm(F0号)
42,000円






LT279  カナリア
油彩・キャンバス 2008 14×18cm(F0号)
SOLD






LT276  ダム 
油彩・キャンバス 2008 14×18cm(F0号)
SOLD






LT195  騎士
油彩・キャンバス 2007 14×18cm(F0号)
SOLD






LT258  牛
油彩・キャンバス 2008 14×18cm(F0号)
SOLD






LT316  決断
油彩・キャンバス 2008 14×18cm(F0号)
42,000円






LT238  自称
油彩・キャンバス 2007 14×18cm(F0号)
42,000円






LT244  猫の街
油彩・キャンバス 2007 14×18cm(F0号)
SOLD






LT318  手と手
油彩・キャンバス 2008 14×18cm(F0号)
SOLD






LT196  視野
油彩・キャンバス 2007 14×18cm(F0号)
SOLD






LT310 サルタンバンク
油彩・キャンバス 2008 22×27cm(F3号)
63,000円






LT284  ネクタイ
油彩・キャンバス 2008 22×27cm(F3号)
63,000円






LT247 釦の風景
油彩・キャンバス 2007 22×27cm(F3号)
63,000円






LT229  休む
油彩・キャンバス 2007 22×27cm(F3号)
63,000円






LT291  坂
油彩・キャンバス 2008 22×27cm(F3号)
SOLD






LT293  散策
油彩・キャンバス 2008 22×27cm(F3号)
63,000円






LT221  象
油彩・キャンバス 2007 22×27cm(F3号)
SOLD






LT259  扇風機
油彩・キャンバス 2008 22×27cm(F3号)
63,000円






LT301  踊る
油彩・キャンバス 2008 22×27cm(F3号)
63,000円






LT209  緑陰の道
油彩・キャンバス 2008 22×27cm(F3号)
63,000円






GT345 おしゃべり
油彩・キャンバス 2005 80×65cm(F25号)
315,000円






GT360 カードゲーム
油彩・キャンバス 2005 80×65cm(F25号)
315,000円






GT362 キング
油彩・キャンバス 2005 80×65cm(F25号)
315,000円






GT363 パソコンを見る人
油彩・キャンバス 2005 80×65cm(F25号)
315,000円






GT361 眼鏡をかけた人
油彩・キャンバス 2005 80×65cm(F25号)
315,000円






GT359 人形つかい  
油彩・キャンバス 2005 80×65cm(F25号)
315,000円






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■すべて送料はサービスさせていただきます。
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川越画廊 埼玉県川越市連雀町14-2 〒350-0066
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